35歳初めての育児「ひなたといっしょ」

マイペースで好奇心旺盛,仕事好きなアラフォーママ(そして妊婦)!保育士としてこども園、リハビリ専門職としてこどものデイケアで勤務中。

歩くだけでもトレーニング!歩き方講習会に参加しました。

自分の歩き方に自信ありますか?
そもそも、そんなの考えた事ないって方も多いのでは。
キチンとした歩き方を習得すれば、肩凝りや腰痛はじめとした、色んな身体トラブルが解消することがあります。そして見た目もかっこいい上に、ある程度勝手に引き締まっていく

まさに、いいことづくめ。

私は職業柄、姿勢や歩き方すごく気になります。ただ人歩き方の限定。
自分の分析って苦手なんですよね。
退職前は、同僚に歩き方のくせを指摘してもらって気をつけたりもしていましたが、産後すっかり意識するのを忘れてました。
いいことづくめってわかってるくせに。私ってやつは…(ノД`)

今、産後体型を戻し、腰痛を軽減させる為整体院に通っています。
残念ながら、整体の効果は一時的です。
(どんなに腕の良い施術者のところでも。)
その効果を保つには自分の身体を鍛える必要があります。
ただ産後は、自分の事は二の次なのでジムなどでのトレーニングは難しいところ。
ちょっとした筋肉を使う習慣をつけたり、ながら運動を心がけています。
歩くことは絶好の筋トレチャンス。
そう考え、お世話になっている整体院の歩き方講習会に参加しました。

歩き方講習会へ

まず自分の体の傾きを知るテストをしました。

1.壁に踵、お尻、肩、頭をくっつけて、腰の隙間をみる。

骨盤の前傾後傾をみるとのことで、一番はじめに行いました。
上記の姿勢をとり、腰の隙間に入る手の形を把握します。ベストはネコの手。
コブシだと入りすぎ(骨盤前傾)、ネコの手が入らなければ入らなさすぎ(骨盤後傾)です。

2.目を閉じてその場で足踏み50回

骨盤の前後左右の傾きやねじれをみるテストです。
スタート位置を決めて、閉眼での50回その場で足踏み後、目を開けます。前や後ろに進んでいないか、きちんと前を向いているかを確認します。左右に向いてしまっている場合、その方向に骨盤が捻れてしまっている方が多いです。

骨盤や体幹の、鍛え方や調整の仕方は多々あります。ただ、ここで読んでくださっている方それぞれ癖や鍛えるべき部分は異なるので、今回は講習会で教わった、誰にでもやってみる価値のある、大まかな歩き方のポイントを紹介します。

ウォーキング中に意識すること

今回教えてもらったのは、たったみっつのことです。
それは、歩行時①踵から足をつくこと②足をしっかり上げることそして③常にお腹を引っ込めておくことです。
まず①ですが、歩く時、前に出した方の足は踵から地面に設置します。ほとんどつま先を上げず、ベタッと設置してしまう人が多いです。
しっかり踵から着いて、後ろになった足を前に持ってくる際には親指で蹴り上げることで、筋肉がバランスよく使われます。
②は、太ももから、足を少し大袈裟なくらいに上げて歩くように意識します。
足を引き上げた時に、上体が後ろに倒れないように、常にまっすぐ前を見て天井から吊り下げられているように意識します。腹筋も太ももも、プルプルしますよ!
③は、歩行中は常にお腹がダランとならないように力を入れておきます。自然と胸を張ることになり前を向きやすくなります。

この歩き方で、ゆっくり室内を歩くことを20分!次の日はしっかり筋肉痛になりました。
そして、はじめに行った壁のテストを行うと、講習に参加していた8名全員が開始前より身体の歪みが改善されていました。(即効性はあるけど、意識しないと持続はしません。)

講習会を受けて感じたこと

講習で歩いてみて、私は左の足が右ほど上がらない事が判明しました。筋が痛く、上げれないんです。原因は産後の骨盤の緩みの影響ではないかとの事。無理をせず、次回整えていただくことになりました。
この歩き方で、確かに普段使っていない筋肉を使いました。ただ、屋外をある程度の距離歩く時と、室内で家事をしている時の歩き方は基本的に違うので、あえて運動の時間をとらないと難しいかもしれません。それでも、あかちゃんと一緒に散歩に行くくらいは出来そうです。
せっかく整体してもらっても、結局維持する筋肉わーつけないと元に戻ってしまう身体。
ずっと整体に通い続けるわけにもいかないので、出来るだけ努力しようと思います。

自分の癖をしっかり診てもらうには

ひとりひとり違う身体のくせ。上記の歩き方を意識する事は誰にでもできますが、上手くいかなかったり、本当に出来ているのか自分では判らないこともあると思います。そういう時誰に診てもらったらいいの?と疑問に思われるかもしれません。
職種でいうと、理学療法士さんは人間の身体の仕組みや運動学的な知識を基にした歩行分析を超得意としています。また一部柔道整復士さんやトレーナーさんも、歩行についてもの凄く勉強されている方がいます。
クリニックや病院、開業されている方、時には市町村のイベントなどにいらっしゃることもありますので、機会があれば相談されてみてはいかがでしょうか。
その他にも調べれば意外にもたくさん出てくる歩行の講習会。どの分野でもそうですが「きちんとした知識を基に勉強している方」を探すのはマストです。主催者や講師の先生の経歴などをよく確認して、自分の目的に合ったものを見つけてみてくださいね!

また、いわゆるモデルさんの歩き方は美しいですが、身体を整えるという意味では少し違うところもあるのでご注意を。


お読みいただきありがとうございました。