35歳初めての育児「ひなたといっしょ」

マイペースで好奇心旺盛,仕事好きな35歳が、妊娠・出産を期に退職。 知らぬ土地に引っ越して専業主婦になる!!

あかちゃんの人見知りが軽減した話。

いつも、誰にでもニコニコだったひなたさん(うちの子)。
ところが、5〜6ヶ月になった頃から、たまに人の顔を見て泣くようになり、段々子供が集まる場でも終始泣きっぱなしで、遊べなくなってしまいました。
人見知りは悪いことではないけれど、泣いちゃって遊べないのはもったいない。
人見知りを克服(とまでいかなくても、遊べるようになってもらいたい!)すべく、どんどん外に連れ出した結果、7ヶ月中頃には人見知りがほとんどなくなりました。

あかちゃんの人見知り時期は?なぜ起こる?よく聞くメカニズムに疑問も。

人見知りは、生後半年から1年くらいの間にみられ、2歳くらいまでには落ち着くと言われています。とはいえ、性格や環境要因など個人差も大きく、全く人見知りのない子もいれば、5ヶ月位から始まる子、2歳超えても続く子もいます。

その原因についてよくいわるのが、「あかちゃんの記憶力がついて、お世話してくれる人の顔の区別が出来るようになるから」という説。
産前はこの説明をなんの疑問もなく受け入れていましたが、実際ひなたさんを育ててみると、もっと小さいうちからお世話してくれる人の区別はついてるように感じるし、あかちゃんによって時期がこんなに違うことにも違和感が。
そんな時、面白い研究を目にしました。
科学技術振興機構(JST)の、論文を読みやすくしてくれているページです。↓
www.jst.go.jp
よく引用もされている、有名な研究のようです。面白いし読みやすいです!
しっくりくる内容だったので、この研究を参考にひなたさんの人見知りを軽減させる作戦を開始しました。

まずは、ひなたさんの現状を把握

こうやって人見知りが始まった

何度か抱っこしてもらったことのある人に泣いたので、本当に急に始まった印象でした。
でもよく考えてみると、半月くらいかけて段々と人見知りの対象が広がっていった事に気づきました
まず走りまわれるくらいの子供が、大きな声を出したり、遊んでいる場面に遭遇した時に泣きだすことが多くなり、それが段々と小さなあかちゃんでも、割としっかりした年齢の子供でもだめになって、遂には今まで全く大丈夫だった大人も、声をかけられるだけで大泣きするようになってしまいました。

どんな時に人見知りするのか

我が子をよく観察していると、遠目から人の動きをジッとみていることが多いので、興味はあるみたいです。ただ、近くに来て声をかけてもらうと、ジッと顔を見た後、段々と泣き顔になり、うぇーんと泣き出します。
見慣れない人に抱っこしてもらうと号泣しますが、ママ、パパに代わればすぐに泣きやみます。そしてまた、相手をジッと見て、声をかけられると顔を隠して泣くのです。
先の研究によると、

赤ちゃんの「人見知り」行動が、相手に近づきたい(接近行動)と怖いから離れたい(回避行動)が混在した状態、すなわち「葛藤」状態である

としています。まさにひなたさんを見ていると、「興味はあるのにどうしよう。なんか怖い!」という状況が見て取れます。また、

人見知りの弱い赤ちゃんは、相手とコミュニケーションをとろうとしているのに対し、人見知りの強い赤ちゃんは、自分を見ている相手の顔から目をそらし、自分を見ていない相手を良く観察していた

との結果もあり、この状況も合致していました。

人見知りを軽減させたい

1歳過ぎたら、出来れば保育園に入れたいと思っています。それに、支援センターやショッピングモールの遊び場などで体を動かしたり、使った事のないおもちゃで遊んで欲しい。
人見知りしてもいいけど、家以外の場所でも楽しんで欲しい。
そう思い、行動する事にしました。

人見知り軽減のために心がけたこと

どうやらひなたさんは、「人と関わりたい好奇心(興味)はあるけど、怖い。どうしたらいいのか解らない。」という状況にあるようです。
好奇心は伸びるチャンス。
怖いからといって何もしないよりは、経験して怖くないと気づいて欲しい。
そこで、下記の項目を意識して、できるだけ外に連れ出しました。

  1. 支援センターなどに段階的に遊びに行く
  2. 無理強いしない
  3. ママが他者と話しているところを見せる
  4. お散歩だけでも外出する


1、支援センターなどに段階的に遊びに行く
ひなたさんが一番苦手なのは1~5歳くらいの子供。きっと、興味はあるけど動きや声がダイナミックで怖いのでしょう。
まずは支援センターで、比較的動きのゆったりした0歳児だけのクラスに参加し、慣れてきたら、1歳以上の子供たちがいる場にも連れていきました。
こども達が少ない時間帯から行って遊ばせ、徐々に滞在時間を伸ばして、こども達が増えても、走りまわれる子が来ても遊べるようにしていきました。

2、無理強いしない
参考にしている研究にもあるように、ひなたさんは他児やそのお母さんには興味は強いようで、じっとみんなの動きを観察しています。

そこで、最初は安心出来る場所で過ごす時間を作り、自分のペースで遊べるようにしました。
例えば子供たちの集まる場に行った時には、すぐに輪の中には入らず、必ず隅っこで観察してもらうことにしました。
その時、私は何もせず(おもちゃがあっても私から遊ばせることはせず)見守ることを徹底しました。
すると、時間はかかりますが少しづつ私から離れ、輪やおもちゃに近づくことができるようになっていきました。
少し進むと必ず私の方を振り返り確認するので、そのたびに声をかけたり笑い返して励ますようにしました。

3、ママが他者と話しているところを見せる
研究の

人見知りの強い赤ちゃんは、正視顔よりも逸視顔を長く見た。

という結果から、あえてひなたさんに注目せず、大人同士のやりとりを楽しむことにしました。
かまったり、注目されると大人達の正面の顔ばかりと向き合う事になり、不安になりやすいと考えたからです。
初めて会う人を十分観察してもらい、私と他者とのやりとりの中で怖くない事を知ってもらいたいと思っていました。
実は、これが一番効果があったような気がしてます。

4、お散歩だけでも外出する
他者との関わりがなかったとしても、1日1回は家の外に出るようにしました。

人見知り傾向の強い赤ちゃんは、「接近」と「怖がり」の両方の気質が強く

あるとの事なので、出来るだけ安心安全の家の中だけでなく、外の刺激を入れて環境の変化に慣れておくことを目的としました。
ショッピングモールなどでプレイスペースを見つけたら、初めての場所ほど積極的に遊ばせてみました。

人見知り軽減までの道のり

最初に、支援センターで0歳児が集まるクラスに参加しました。
にぎわってくる夕方の時間帯よりもかなり早い時間に行き、少ない人数の時間帯から慣らしていきます。
週1回のクラスですが、3回目までは大泣きでほとんど遊べませんでした。端っこでこども達が遊ぶのを一緒に見ていたり、私が他のあかちゃんと遊んでいるのを固まった表情でジッとみていました。人が増えてくると泣き出すので、早く帰宅することもありました。
4回目あたりから、後半に少しづつ遊べるようになってきました。

支援センター5回目のあと、1週間ひなたさんを連れて私の地元に帰省しました。
ずっと世話をしてもらっていたばぁばにも人見知りが発動しましたが、私とばぁばのやり取りを観察していたら何となく思い出したのか(他の大人とはまた違った人見知りの反応でした)30分ほどで落ち着きました。それから、ばぁばに遊んでもらい、にこにこキャッキャ楽しそうにしていました。

帰省中は、積極的にお出かけしました。
友人宅にお邪魔して人見知りが発動しても構わず、私は会話を楽しみ、ひなたさんは好きなようにしていてもいいよという状況をつくりました。友人にも予め人見知り中であることを伝え、泣いても放っておいてもらいました。
すると、最初シクシクしていたひなたさんが、全く初対面の友人の旦那さんの膝を触りにいったり、友人の子供に自ら寄って行ったりし始めました。
すごい!!

この1週間をきっかけに、何かが吹っ切れたのでしょうか。

帰省から戻った日に、地元のお祭りでたくさんの人に会う機会がありました。10人以上の初対面の人に抱っこしてもらっても、全然泣かず、ほぼ覚えていないであろう場所でも、動き回り楽しめたのです。

いや、これには私がびっくりです。

たまたまかと思いましたが、6回目の支援センターに行くとそれまでとはうって変わり、全く泣く事なく遊べました。
ひなたさんの人見知りを知っている保育士さんや、久しぶりにお会いしたママ達からも「泣かなくなってる!」と驚かれました。

それからというもの、初めて行ったショッピングモールのあそびばや、園庭開放などでも、遊べています。(しばらく観察してから遊びだすので、時間はかかりますが。)

色んな人に抱っこしてもらい、優しく関わってもらっているおかげで、初対面の人に対する恐怖心はさらに軽減してきているように感じています。

まとめ

人見知りで外で遊べなくなったあかちゃん。
ある研究結果を基に心情を推察し、段階的に外に連れ出しました。たくさんの人と関わりを持った結果、予想に反してかなり早い段階で、人見知りが軽減し、泣かずに遊べるようになりました。

まだ月齢も低いので、再び人見知りが始まる可能性も高いと思っています。
その時はまた理由を考え、関わっていきたいと思います。

人見知りは決して悪いことではありません。
でも、泣くから外に連れ出しにくい、なんとかしたいと思っているママがいれば、大変だけどむしろ外に連れ出していくこともおすすめしたいと思います。経験することで、少しづつ慣れる事もあります。

きっと、好奇心旺盛で、人と関わることが好きなあかちゃん。
怖さを乗り越えて、楽しめると嬉しいですね!

あくまでも一例ですが、人見知りで悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。