※この記事は出産前に書いてます。
分娩には呼吸が大切!
妊娠中には耳が痛くなるくらい何回も遭遇する言葉。
こう言われる(読む)度に、はぁー…と溜息の出る私です。
何故ならば、呼吸に意識を向ければ向けるほど、逆にしんどくなってしまうタイプなのです。
しかし今回ばかりはそうも言ってられません。
出産が近づいているんですから!
という事で呼吸の練習をします。
よく言われる呼吸のポイント
とにかく吐く事を意識する。
目の前30cmくらいの距離にろうそくの炎を思い浮かべ、炎を吹き消さない程度で細く長く息を吐く。 助産師さんの言葉&ソフロロジーの本より
これは呼吸法の基本のようですが、私は一番苦手なところでもあります。
「人間勝手に息は吸うように出来てますから。」
ほんとかよ?
なかなか息苦しいぞ?
吐き切った後、吸うときに苦しい感じがするのは何故やろう。
調べてみると、私のように背中が扁平(フラットバックといいます。)なタイプの人は呼吸筋がうまく働かず硬くなっていることが多いため、息を吸いにくいことがあるようなんです。
呼吸筋って?
肺は自分で動ける器官ではなく、肺の下にある横隔膜を主に周りの筋肉を使って空気の出し入れを行っています。
この横隔膜や背中から首の筋肉が硬くなっていると、胸郭が広がるスペースを確保出来ずに空気を沢山吸えないのだとか。
どうすればよいのか。
横隔膜を柔らかくしていく必要があります。
柔らかくするには、使うこと。
吐く時おーっと声を出し、吸う時身体の奥まで空気が入ってくるのを感じると大きく横隔膜を動かせるそうです。
また、首や背中についている筋肉全体のストレッチも、空気の入るスペースを確保するという点で大切です。
呼吸と自律神経
呼吸法を調べると、避けて通れない自律神経ということば。
自律神経は交感神経(活性、戦闘モード)と副交感神経(鎮静、リラックスモード)からなることは有名ですね。
浅い呼吸は交感神経を刺激し、深い呼吸は副交感神経を刺激する。
また逆もしかり。
つまり戦闘モードになっている時は呼吸が浅くなりがちで、深い呼吸をしにくいってこと。
私のように、「上手くできない」と思っている心境が体の緊張を誘発し更に深呼吸の苦手さに拍車をかけている可能性もあるのかなと思いました。
しかし体の力を抜くってとても難しい。
以前知り合いに誘っもらい、リズムヨガというものに参加しました。
有名な先生が講師として来てくれるとのこと。
当日現れたのは…笑顔の嘘くさい(おっと、失礼!)素敵な細マッチョなおじさま。
ニッコリ笑顔で、
「はい、リラックスしまーす。ため息をつきましょう。はぁ〜。温かいお茶を飲んだ後の、あのはぁ〜ですよ。口角上げてぇ、はいっ、はぁ〜。」
…この方法、意外によく効くんです。
本当に力が抜けてリラックスできる。
おっちゃん、ナイスアドバイス!
目からウロコのご意見も
私の体って厚みが全然ないThe日本人体型なんですが、このようなタイプの人はそもそも深い呼吸が出来ないっていう見解です。
ほほぅ。リンク貼らせていただきます!
【痩せ型限定】自律神経失調症を治すにはドッグブレス呼吸法しかない - 自律神経失調症の治し方を考える
ちょっと筋肉を柔らかくするなど試してみてからも変化なければ、潔く浅い呼吸に切り替えようと思いました。
呼吸が大事なのは痛いほどわかっているけど上手くできない私のような人も、少なからずいるハズ。
出産のために、そしてその後の自分の感情をコントロールする手段のひとつとして呼吸の練習は続けてみようと思いました。
※陣痛中、呼吸に集中するとすごく落ち着いていられました。また看護師さんにも呼吸に関して褒めてもらえるお産だったので、地味に練習続けてよかったです。
お読みいただきありがとうございました。