35歳初めての育児「ひなたといっしょ」

マイペースで好奇心旺盛,仕事好きなアラフォーママ(そして妊婦)!保育士としてこども園、リハビリ専門職としてこどものデイケアで勤務中。

【オススメ本】もうすぐパパになる旦那さんに贈りたい!

以前妊娠初期の不安定な心境を書きました。

一番頼りにしているはずのダンナさんにさえ、思っていることを冷静に伝えるのは難しいですよね。

 

先日友人から「この本旦那に渡して、勉強してもらったよ!」という一冊を貸してもらいました。

読んでみたところ…良本です!!

こちら↓

 

本の形式

妊娠初期から産後1年あたりまでの妊婦の陥る心境を、心理学を勉強され実際子育てを経験された筆者さんが時期ごとに説明してくださっています。

twitterで本音を語るある夫婦のやり取りを通して、それぞれの立場での不満とそれを読んでの感想を描き、なぜ妻がそうなったのか、なぜイライラいしているのか、そういう時はどういう対応をして欲しいと思っているのか。「ママのトリセツ」が書かれています。

 

印象的なフレーズ

 

 妊婦はすぐにキレる生き物です。P15 

 

ハイ。心当たりがあります。

自分でも何故こんなことでイライラしてしまうのか、訳分からん感じでした。

 

以前書いた妊娠初期のモヤモヤ記事です

 

www.u-hinata.work

 

あなたひとりで自宅を赤ちゃん仕様にしておかなければなりません。P25

 

妻が里帰り中、羽を伸ばして部屋を荒らした旦那さんに対し、帰宅した奥さんが爆発するという場面に対してのトリセツです。

私も産まれた後のお部屋の動線とかレイアウトすごく考えます。今まで通りの部屋の使い方が出来ない事を理解して、出来れば重い家具など動かしておいて欲しいと思ってます…

 

言えばしてくれるけど、自分からは何も動かない夫にイライラしてしまうP35

 

それな。

普段意識してなかったけど、読んで納得!

うちのダンナさんは、家事など言わなくても動いてくれるのでありがたいです。

でも、調べものや将来的なこともっと自発的に動いて欲しいなと思う事があります。

このページにはもしこんな事言われたら許せない!と思うフレーズもありました。

「産休に入ったからといって冗談でも羨ましいなどと言わないように」

正社員として普通に働いていた私が、正直に申し上げます。

今まで通り働く方が絶対楽です

いつでも専業主婦と働く方、かわりますよ?

 

(旦那が)胎教とか言い出した。どうせネットでみつけたんだろうけど。P36

 

笑。

自発的にするのはいいけど、確かにこういう思想を押し付けられたくないなぁ。手間のかからないことならいいんですけどね。

ネットでみつけたり、軽く友人とかから聞いた話を、正しいと思い込んで押し付けられると嫌ですよね。特に自分もよく勉強してる分野では。笑

 

「なんで私ばっかり我慢してるの?夫は飲み会でパーッと楽しんでるのに」P49

 

妊娠後期になって、こう感じること増えました。 私は飲みに行くこと自体はまぁいいのですが、飲みに行かれる度に、

旦那=頼れない=自分でなんとかするしかない!=戦闘モードになってます。

このモードの時に、飲んで上機嫌の頼れない夫が帰ってきたらイライラしますよね。きっと。別居中でよかった。

 

ここからは出産後の章になります。

 

実母や義母に頼ってもかまいませんが、それを選ぶのはママ P67

「義母」ならブロックするのはあなたの仕事 P71 

 

なるほど。そういう心境になるのですね。

確かに疲労困憊の時にお義母さんに気を使う余裕は残ってません。 例えいくら仲良かったとしても、多少なりとも気は使うものなので落ち着くまで待って、不安定な間は極力来てもらう回数も減らしてもらえるとありがたいですね。

 

すべての「時間割」を赤ちゃんにぶち壊され、自分の思った通りにいかないイラだちに、毎日毎日苦しい思いをしました。 P87

 

うわー。怖いー。

ブログ書く時間あるのかな。

旦那さん当たってしまうやろうな…

今から謝っとく!ごめんね。

 

感想

妊娠初期編、後期編は、「そうそう!」「それね!」ととにかく共感することがたくさんありました。と同時に、「私が厳しすぎたり心が狭いわけじゃなくて、他の人もこう思うんだ」と安心しました。

読み進めて陣痛編からは、「そうなるのか!」「あー。想像するとそうなる気もする。」「こわっ!」っと自分がさらに追い込まれ行くことになりそうな様子に正直恐怖です。

確かに友人たちも、産後しばらくは鬱々した気持ちになったり赤ちゃんを可愛いと思えなかったというようなことを言っていました。

今後どうなっていくんやろう。

自分でもわからないから、旦那さんが育児の先輩の心境を描いたこの本を読んで、嫁(私)も今こういう状態やから追い込まれてるんやろな。とわかってくれていると思うと心強いです。

 

まとめ

思うところはあっても、感情的になっているうちには伝えられず、冷静になるころには忘れてしまう。で、また同じことが起こってイライラする。そんなループにハマりがちです。

この本は、うまく伝えられない妻の感情を、心理学者であり実際妊娠出産を経験された作者さんが、第三者として妻の心境を夫に伝えてくれているのがよいところだと思います。

 

こんな人に読んでほしい

  • 妊娠中、あるいは育児中の奥さんのいる旦那様方!!
  • 妊娠中や育児中で、制御不能なイライラや感情に悩んでいる方。
  • そんな心境のなか、自分の心が狭いのかと自分を責めてしまっている方!
  • 思いをうまく旦那さんに伝えられない奥さん!

 

是非旦那さんにプレゼントしたい(読んで欲しい)本です!

 

プレママ、ママさんも、旦那さんも、少しでも楽になれるといいですね!

 

お読みいただきありがとうございました。