35歳初めての育児「ひなたといっしょ」

マイペースで好奇心旺盛,仕事好きなアラフォーママ(そして妊婦)!保育士としてこども園、リハビリ専門職としてこどものデイケアで勤務中。

2歳前半が喜ぶおすすめ絵本

この絵本絶対いい!そう確信して買ったのに、全然こどもが喜んでくれない。寂しいですよね…。

我が家には義母が買ってくれたけど全く子が興味をもたない本がたくさんあります。笑
(2歳が読むには難しすぎるんだよ〜苦笑)

本記事では、2歳前半の息子が大好きな絵本と、働いている保育園で1,2歳時クラスの園児の反応のよい絵本を紹介します。

お気に入りの絵本にはなかなか出会わない!

「○○記念文学賞受賞」そんな文句に誘われて買ってみたちょっとお高い絵本。子供は全く喜びませんでした。まぁ確かに…子供はわくわくしない内容だったかな。

平気ヘイキ。きっといつか楽しんでくれるから〜。

そう自分を慰めながらも、内心は「チッ。次からは気に入った絵本を見つけてから買ってやる。」


このことをきっかけに、我が家では図書館で絵本5〜10冊ほどまとめて借り、気に入ったものをみつけてから買うことに。小さい子の絵本棚全制覇!の勢いです。借りてくる本のうち、強い興味を示すものは毎回2冊程。


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忘れないように写真にて感想を記録してます。

選ぶ本の内容は出来るだけ幅広く。
文章量があまりにも多いものは避けていますが、対象年齢にこだわらず、母の好みに引っ張られないよう意識して選んでいます。

また働いている保育園でこどもたちの反応の良い絵本は、積極的に買うようにしています。


前置きが長くなりました。
ではオススメ本の紹介です。

おすすめ絵本9冊

ふみきりくん

この本を読んでから大の踏切好きになった息子。むしろ電車よりも好きです。
絵の構図が素敵で、こどもにも入ってきやすいみたい。

これ↓2歳過ぎのうちの子なのですが、好きすぎて離さないし、何回も読めと催促されます。
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わくわくでんしゃしゅぱつ

あまりにもふみきりくんが気に入りすぎて、踏切以外にも興味を向けてもらおうと買った絵本です。この本にたどり着く前にも、たくさんの電車の絵本に挑戦しました。でも主役が動物だったり絵がリアルじゃないと興味が薄く、失敗続き。
そしてようやく大ヒットしたのがこれ!
大好きな踏切も描かれてるし、電車や飛行機、日常と重ねて楽しめる街の中の風景などが細かく描かれています。
何回繰り返し見ても新しい発見があるようで、食い入るように眺めてます。「ねこ、いたー!」「あーっ!○○!」などと(いちいち)報告してくれるので、とても可愛いです。←突然の親バカ。うちの子言葉遅いけど、かなり単語の練習になったと思います。外への興味が向いてきた月齢のお子さんにはほんとオススメ。長く楽しめる絵本です。

オナラせんせい

同じ言葉が繰り返されていて、リズムよく読めます。
オナラとかう○ちとかが大好きなお年頃。
もれなくうちの子も好きです。なんのメリットがあって、オナラやう○ちが好きになるようプログラムされてるのでしょう。人間って不思議。(脱線しました。戻ります。)
「うーん」と力を入れる場面ではみんな一緒に頑張っていきんでくれるようになります。笑
うちの子は入園前に「せんせい」をこの本で覚えました。わが子の初めての「せんせい」は、オナラせんせい…。

うし

こちらも同じ言葉が繰り返され…というか「うし」ってワードがやたら出てくる、言葉遊びになってます。リズムよく、かつ単純なお話なので先を予測できるようになってきた子がわくわくして(そしてニヤニヤしながら)続きを待ってくれます。
読む側の声色、間の取り方で変化をつけて遊べます。
1番最初に読んだとき大人もクスッと笑ってしまうシュールさが大好きです。

ぴほん

2歳の息子より低年齢向けの絵本だと思いますが、なぜかヒット!ハッキリした色と、擬音が面白かったのだと思います。
テンポよくページが捲られていくので飽きずに聴けて、違う遊びから絵本に切り替えたい時の導入によいです。

カタツムリくん

大人が読んでもいい話!
「マイペース」でいいんだよ〜っていう内容が、世間に取り残されたように感じていた当時の私にブッ刺さりました。いい意味で。
子は、ちょうどカタツムリを覚えたてで興味を持っていました。カタツムリのセリフを声色を変えてゆっくり読んだのが面白かったようで、何度も読んで欲しいと催促されています。

おにぎりのひみつ

美味しそうなおにぎりがたくさん出てきます。
ちょっとした仕掛け絵本になっているので、めくるのが楽しい。ただし、破られないよう注意が必要です。うちはトイレ行ってる間にやられました。

好きなおにぎりを選んで「どーじょ(どうぞ)」と渡しにくるので、お腹いっぱいになります。←色んな意味で。
1,2歳児クラスの子たちって、絵本の食べ物を食べる真似をして遊ぶの大好きですよね。

おかあしゃん。はぁい。

文章はほとんどなく、絵を楽しむ絵本です。
日常がリアルだけど暖かい絵で描かれています。子は自分の日常とリンクさせて楽しんでいるようで、描かれたおもちゃを見て「いっしょ!」と自分のおもちゃを持ってきたり、保育園でのお昼寝の様子を真似て再現してくれたり、シャワー浴びるフリをしてギューっと目をつむったりしていました。なぜかお風呂のシーンがお気に入りでした。笑 肉感的(←言いかた)なお母さんの絵に惹かれたのだとしたら、息子よ。母はちょっと複雑だ。

おばけとホットケーキ

内容はシンプルですが、動きをつけて子と盛り上がれる絵本です。

私がこの絵本を初めて読んだのは勤務先の園。
文章に「ほん(本)をふって(振って)」などの指示が書かれているのですが、その指示も全部読んでしまった時のこども達の顔!
読む私のテンションとは対照的に、「いつもとちがう…」そんな心の声が聴こえてきそうな子供たちの冷めていく表情。忘れられません。要注意です。笑



以上9冊でした。
お家で過ごす時間も長い今、ほんと絵本はお助かりアイテムのひとつです。
またヒット絵本あれば記録していきますね。

お読みいただきありがとうございました。