ある日、子が寝室から起きてくると、耳が赤く腫れ、反対の倍ほどの大きさになっていました。
「えっ?」
驚いて触ってみると熱い。
本人は触ったり気にすることもなく、ケロッとしています。
痒くもなさそうだし、なんだろう…?
実はこれ2回目。
2ヶ月ほど前には両方の耳が腫れました。
ネット検索してみると、「放置すると軟骨が溶けることも…」とか怖いことが書いてあったので、病院に連れて行くことにしました。
…すっごい泣くやろな。
気が重い。
今回は急に耳たぶが腫れた、めちゃ怖がりな息子を病院に連れていった話です。
ちなみに、耳はすぐに治りましたよ。
さて。
こちら、朝起きてきた時の息子の耳です。
耳たぶの上部分が腫れていて熱をもっています。虫刺されのような「クチ」は見えず。
あいにく日曜で、1日様子をみていましたが治る様子もありません。
翌日病院に連れて行くことにしました。
わが子はとても慎重な性格で、怖がりです。
病院へ入った途端に「抱っこ!」と泣き始めました。まあ予想の範囲内です。
順番がくるまで屋外で気晴らししながら誤魔化し、ついに診察室へ。
もう気配を察している子はギャン泣き。
「あら、耳腫れてるね。ちょっと中も診てみるね。」と器具で先生に耳を覗かれます。
「いやぁーーー!いや、いやぁ…(アレ?)」ピタッと泣き止む子。
おや、痛くない?
という、なんとも不思議そうな顔。
「かゆみもないんだ?多分耳の内側を虫に刺されたんだろうね。治るまで塗り薬塗ってね。今からちょっと塗るね。」
先生、長い綿棒で塗り薬をぬりぬり。
子はもう泣いておらず。耳をさしだして(?)います。
終わると少し高揚した顔で室内をウロウロ。
診察前は全く歩けなかったのにね。笑
実は母もこの耳鼻科通院中で、診てもらっている間とてもお利口さんに隣の椅子に座っていました。
看護師さんに「頑張ったねー!」とシールをもらった息子はなんだか誇らし気です。
耳の診察結果は「虫刺されによる炎症」とのことでした。
そしてリンデロン軟膏という炎症を抑える薬をもらって帰宅しました。
その晩。
子は帰宅したパパに「びょういん!せんせい。ぬーりぬーり。」としきりにアピール。
「びょういん、せんせい行くー。」と、もう一度行く宣言まで!
さらには「ママ、ぶーーん。」とチューブに見立てたオモチャを鼻の穴に当てて、何度も何度も母の治療を再現。
よく見てたのね。笑
思わぬ副作用で、メルシーポットの鼻吸いも自分から積極的にやってくれるようになりました。
怖かったけど大丈夫だった。
乗り越えた。
そんな経験が、子をちょっぴり成長させてくれた病院受診話でした。
お読みいただきありがとうございました。