あかちゃんの健康や、食に困らない生活を願って行う、お宮参りやお食い初め。
我が子にとって初めてのイベントです。
正直私はやりたくなかったのですが、義家族の意向もあり先日やっと済ませました。
え?今、生後6ヶ月ですが?笑
しかもこの暑い時期に。まあ、生後1ヶ月やそこらよりは体力もあるのでよしとしましょう。
お宮参りをする理由とは
まずお宮参りをする意味を確認します。
お宮参りは、氏神様に「こどもの誕生を感謝・報告し、健やかな成長と幸せを祈願する」ための行事です。生後1ヶ月頃(男の子は生後31日、女の子は32日)に行うのが正式なようです。
一般的には住んでいるところの氏神様にご報告しますが、思い入れのある神社を選ばれる方もいます。祈祷をして頂く際には「玉串料(御初穂料)」を納めます。神社にあらかじめ問い合わせて、お納めする金額を確認しておくと安心です。
正式にはあかちゃんは「白羽二重」に「掛け着」、親はそれに合わせて着物やスーツなどを着用します。祈祷中には、あかちゃんは、おばあちゃんにあたる方が抱っこします。その理由は、産後1ヵ月のお母さんのには経血の穢れがあることや産後の身体をいたわるためなどといわれます。
お食い初めをする意味とは
お食い初めは、あかちゃんが「一生食べ物に困らないように」願って行う行事です。
生後100日ごろに、一汁三菜の祝い膳を準備し、(私の地元の場合は)その場にいる最年長者がお箸であかちゃんの口元に食材を近づけて食べるマネをさせます。
同時に、歯固め石を準備して、丈夫な歯が生えるように「歯固め」の儀式をすることもあります。
やらないとダメ?
昔と今では、気候や周りを取り巻く環境がかなり変わってきているので、無理する必要は全くないと思っています。あかちゃんとお母さんの健康第一。
誰が抱っこするのか、服装はどうするか、費用は誰が?などでもめるケースも多いとか。
そんなストレスためるくらいなら、 時期をずらすのもよし、服装は涼しく簡略化するもよし、祈祷してもらわず気候の良い日に参拝するだけもよし。やりたくないならやらないのもよし。大事な我が子が幸せになるようにいつも祈っていれば、神様もきっと温かく見守ってくれるはず。と私は思います。
私達のエピソード(愚痴多め。笑)
義家族がお宮参りやお食い初めをしてくれるとの事で、日にちを決めるよう言われていました。しかし、産後2ヶ月までは他県に住んでいた事、その後引越しだ何だかんだで落ち着かなかった事、そして何より私が消極的な事もあり延び延びに。ついに実母にも早く済ませるよう言われてしまいました。私の地元では、父親側の親が宮参りとお食い初めなど子に関するイベントを取り仕切る風習があるらしく、私の甥っ子の時に色々動いた経験のある実母も、延ばされている事が気がかりだったのでしょう。
旦那と相談し、簡単に済ませることを決め、遠方の実母にもわざわざ来てもらわないことになりました。暑いので息子には着物は着せず、おしゃれ着を着せ、私達もデニムでないズボンにシャツというラフな恰好と決めました。風習ややり方が違うので、私が動かなくてはいけないことは教えてとお願いし、基本的に旦那と義実家が動いてくれて、いよいよ2日前。
「記念に残してあげたかったので、着物を準備しました」との連絡が。
あれ?カジュアルに簡単にするハズでは⁈ってことは・・私達もそれなりの格好しないとダメやん?!
急な展開にびっくりしていると、「そういえば玉串料準備せな」とか言い出す旦那。
はい? 準備してないの?
新札も封筒も明日中に準備しないといけないの⁈ひなたさん連れて⁈(明日の天気予報雨。しかも「雷雨に注意」って日)
そもそも、祈祷ではなく参拝だけつもりでいた私。神社に問い合わせとかしてくれてるの知った時点でもちょっとびっくりしてたんですよ?
どうせ私達がするのなら、ひなたさんに縁があると思っている神社が他にあるので、そちらで祈祷をお願いしたかった。っていうか、もっと早く言うといてよ!!とモヤモヤした1日を過ごしました。
当日はトラブルなくお宮参りとお食い初めを無事行うことができました。
終わってみれば、ひなたさんの健康と幸せを祈願できたし、素敵なお膳を準備してくれて義実家にも感謝です。ただいらんストレスはかかりましたし、トラブルになるのも解る気がしました。私達の場合、旦那と私のコミュニケーションがうまくいってなかったのが最大の原因ですけどね。
まとめ
お宮参りやお食い初めなど、様々な理由でやりやくないなぁと思っているママもいるのではないでしょうか。パパとママだけで決めることが出来るのならば、イベントにこだわる事はないと思います。健やかな成長を祈って、参拝するのはいつでも出来ますもんね。でもどうせやることになったなら、意味を知り、こどものためと割りきって楽しみましょう。終わってみれば、すっきりします。笑
お読みいただきありがとうございました。