35歳初めての育児「ひなたといっしょ」

マイペースで好奇心旺盛,仕事好きなアラフォーママ(そして妊婦)!保育士としてこども園、リハビリ専門職としてこどものデイケアで勤務中。

【完ミ育児実例】月齢ごとのミルク量や回数まとめ

完全ミルク育児でいちばん悩んだのは、ミルクの回数と量。
うちの子(ひなたさん)は吐き戻しが多かったので、一般的なミルク缶に記載された量よりも1日に飲める量が少く、回数を増やして対応しても記載量に達しませんでした。
それでも成長曲線で問題なく大きくなっています。
そこで、一例として生後1日から6ヶ月までのミルク量と回数などを記録します。

新生児期 生後1日〜7日

回数:8回
量:1回10mlから開始。生後8日までは1日ごとに10mlづつ増やしていく。

入院中だったため、夜中2回は看護師さんが飲ませてくれました。
母乳練習10分×左右、ひなたさんは飲むのがヘタクソだったため、この後哺乳瓶で上記のミルク量を飲むのに更に20〜30分かかっていました。

新生児期 生後1週間〜2週間

回数:8回〜10回(ミルク缶に記載:7回)
量:60〜70ml/回(缶記載:560ml/日)+搾乳

ミルク間隔は3時間は空けるようにとよく聞きますが、看護師さんに最低2時間、最高4時間の間で与えるように言われました。
新生児のうちは、眠っていて4時間以上空きそうでも、起こして飲ませた方がいいそうです。(脱水症状にならないように)
退院し、母に手伝ってもらいながら授乳していたわけですが、ここで産前思ってたのと全然違う!!という心境に陥ります。
産前は、「最初のうちはミルクの時間以外は自由時間。3時間空くんでしょ?」と思ってました。

実際は、ミルクを与え始めた時間から3時間。
やる事、山盛りなんです。
つまり、
ミルクあげる→飲むのに30分はかかる→哺乳瓶を片付けてミルトン消毒→ミルトンにつけて1時間後に瓶を出して乾かす→次のミルクを作る→ミルクをあげる。
それにこの時期、母乳練習10分×左右、その後搾乳も加わってくるのです。
これがエンドレスループ。
えっ。
いつ寝ればええの?
まさに思てるのと違った…
世の中のママ、みんな凄いでしょ⁈

新生児期 生後3週間〜1ヶ月

回数8回〜9回(缶記載:7回)
量:80mlたまに100ml/1回(缶記載:700ml/日)+搾乳

ミルク量は基本的に缶に記載されている量を超えなければよいとのこと。
ひなたさんは吐き戻しが多かったので、少量を回数多く与えてました。
この頃は9回よりの8回だったので、なんとか8回に持っていきたいと、泣いてるひなたさんをあやして出来るだけ3時間の間隔に近づくようにしてました。
ぐっすり寝てくれれば4時間空くときも出てきましたが、2時間で欲しがることも。
吸うのが下手くそなひなたさんは、ミルクを飲む時間はやはり30分はかかります。

生後1ヶ月〜2ヶ月

回数:8回(缶記載:6回)
量:80〜100ml(缶記載:840ml)+搾乳

ミルク缶にはトータル840mlと書いてありますが、いきなり量を増やすことはせず、2ヶ月になる頃までに量が増えればいいかなー。くらいに考えていました。まだ1回に飲める量が少なかったので、ミルク缶に書いてある回数にはならず、3時間おきのままでした。
それでも飲むのが上達し、1回20分くらいで飲み終わるようになってきました。

生後2ヶ月〜3ヶ月

回数:前半7〜8回、後半6回(缶記載:6回)
量:110〜140ml/回(缶記載:960ml/日)

成長が目覚ましい時期なので、前半と後半でミルクの飲める量が変わりました。
吐いてしまったり残した時は、次回分を少し多めにしてあげていました。
後半では、基本140ml飲めるようになり念願の1日6回に。これでお出かけがしやすくなるかなと思ったのですが、夜間の回数が減っただけで、日中は3時間ごとに欲しがったので、まだ大変でした。後半になると、量は増えても15分あれば飲みきれるようになりました。

生後3ヶ月〜4ヶ月

回数:6回(缶記載:5回)
量:140ml/回(缶記載:1000ml/日)

基本は140mlですが、110mlしか飲まない時もあり、量を調整して160ml与える時もありました。缶記載の量よりかなり少なくなっていますが、身長体重とも成長曲線のど真ん中を進んでいました。この頃には吐き戻しはかなり軽減していますが、便秘気味だと残すことが多く量はバラツキがちでした。母乳瓶の飲み口を変えたのと、吸う力がかなりついたのでミルクは10分くらいで飲み終われるようになりました。

生後4ヶ月〜5ヶ月

回数:5回(缶記載:5回)
量:160〜180ml/回(缶記載:1100ml/日)

4ヶ月に入ると、急に明け方の1回がなくなり5回となりました。
160mlを毎回飲めるようになって、180mlも混ぜられるようになりました。後半は180mlが主になりました。この頃も缶記載よりかなり少ないですが、ひなたさんは1回量は満足していました。
身長は曲線の下の方になってしまいましたが(おそらく遺伝)、体重は真ん中(よりやや重め。これも遺伝か。笑)で推移しています。
飲む時間が驚くほど早くなり、5分以内で飲み終わることも。

生後5ヶ月〜6ヶ月

回数:5回(缶記載:5回)
量:180ml/回(缶記載:1100ml/日)

ちびぽちゃ体型になってきたひなたさん。
この頃は、うつ伏せでいることが増え、お腹を圧迫する事で、落ち着いていた吐き戻しをするようになりました。胃の容量が少なかったこれまでとは機序が違うので、ミルク量は減らさずに様子を見ました。2、3週間で吐き戻しは落ち着いたので、5ヶ月後半には寝る前のみ200mlにしていきました。

この後6ヶ月からは離乳食を開始しました。
6ヶ月〜7ヶ月までの1ヶ月は、ミルク量は5〜6ヶ月と同じで回数も減らしていません。
しかし離乳食が進んだ今、今度はどのようにミルクを減らしていったらよいのかという悩みになっています。

完ミの量は体重が増えているか確認しながら決める

完全ミルク育児での生後0日から6ヶ月になるまでのミルク量をまとめました。(開始2ヶ月は搾乳も混ぜていましたが少量。粉ミルクの量には含めていません。)
ミルクの缶に記載されている量を基準に月齢ごとに飲む量を増やしていきますが、うちのひなたさんが必要とする量は少なめでした。
産院の看護師さんから、缶に記載されている量は多めなので、成長曲線内で成長していれば、飲める量が少なくても問題ないと指導していただき、体重の推移に注意しながらミルク量を増やしていきました。
では、逆にミルクを缶記載量以上に与えてはいけない理由ですが、ミルクは母乳より消化が悪いので飲ませすぎは内臓に負担がかかること、そして肥満細胞が育ちやすいことなどにあるそうです。

完全ミルク育児のミルク量は、一般的なミルク缶に記載の量を目安に、あかちゃんひとりひとりの成長に合わせていきたいですね。

お読み頂きありがとうございました。

完ミ関連記事も書いてます↓